築19年で初めての外壁塗装。そんな時に飛び込み営業が来て、164万円の見積もりを出されました。京都府向日市に住むS.T.と申します。
正直、築年数的には塗装時期だし、写真で見せられた劣化箇所も確かに気になる。でも何かモヤモヤして、セカンドオピニオンサービスを利用することにしました。
「今すぐ契約を」と迫られた日
きっかけは突然のインターホン。「地域の無料点検キャンペーン中です」と言われて、まあ無料なら…と屋根と外壁を見てもらいました。
案の定、写真をたくさん撮って「このままだと次の台風で雨漏りします」と危機感を煽られる。確かに棟板金の浮きや目地シーリングの亀裂は写真で見ると結構ひどく見えました。
そして出された見積もりが総額164万4,980円。内訳を見ると:
– 足場工事:34坪×8,500円 = 289,000円
– プレミアム外壁塗装5回塗り:34坪×9,200円 = 312,800円
– カビ・コケ特殊バリア処理:113,000円
– 防水強化コーティング(ナノセラミック):70,000円
– 遮熱断熱特殊工事:87,000円
担当者は「うちだけの特別サービスで今月中なら工事費を20万値引きします」「とりあえず契約書だけ先に」と急かしてくる。
でも妻が「ちょっと待って、そんな急がなくても…」と言ってくれたおかげで、その場での契約は避けられました。
診断結果を見て愕然
モヤモヤが消えなくて、ネットで見つけたセカンドオピニオンサービスに相談してみることに。見積もり書の写真を送って診断してもらいました。
数日後に送られてきた診断レポートを見てびっくり。総合スコアが32点で、ランクはD評価。「契約を見送ることを強く推奨します」との判定でした。
特に問題だったのが:
1. 足場代が相場の約2倍:適正坪単価は3,500〜4,500円なのに8,500円で計算されている
2. 架空工事項目が27万円分:「ナノセラミック」「特殊バリア処理」など実態不明の項目
3. 使用塗料の詳細が不明:「最高級プレミアムフッ素塗料」と書いてあるだけでメーカー名も品番もなし
診断書には「悪徳業者の典型的なパターンが複数確認されています」とはっきり書かれていました。その夜はなかなか眠れませんでした。
結局どうしたのか
診断結果を受けて、当然その業者との契約は見送り。でも塗装自体は必要だったので、診断書のアドバイスを参考に他の業者3社から相見積もりを取りました。
結果的に110万円で信頼できる業者と契約。最初の見積もりより50万円以上安くなりました。
工事も丁寧で、使用塗料もちゃんとメーカー名と品番が記載された見積もり。現場写真も毎日LINEで送ってくれて安心できました。
完全に満足かというと、色選びでもう少し時間をかけたかったなという思いはありますが、それでも164万円を払って手抜き工事をされるリスクを考えたら、セカンドオピニオンサービスに相談して本当に良かったです。
今思えば、あの営業マンの「今すぐ」「特別価格」「限定」という言葉に惑わされそうになった自分が怖い。妻の一言がなかったら、どうなっていたことか。
この方がご相談いただいた見積もりの診断レポートを公開しています。
